アレチヌスビトハギ

昔、私の子ども時代の代表的ひっつき虫といえばイノコヅチでしたが、最近はこのアレチヌスビトハギにひっつき虫の主役の座を取って代わられたんじゃないかな?と思います。

このアレチヌスビトハギは桂坂小学校のビオトープに、あたかも主役のように、いっぱい生えています。

主役といっても、わざわざ植えたわけではないのですが、花がかわいいし、これで生け花にも使えるかなぁ~なんて、甘い顔見せてチラホラ生え始めたアレチヌスビトハギをほったらかしにしたのがこの悲惨なアレチヌスビトハギ地獄絵にしてしまった原因と、ちょびっと反省しています。花の季節が過ぎようとする9月頃から、あのメチャ困るひっつき虫と言われている実がたくさんできるんです。

ちなみに在来種のヌスビトハギは種が2つだけメガネのように連なった実ができます。メガネと言えばいいのに植物調査のボランティアはこれを事もあろうにブラジャーと言います。片やアレチヌスビトハギの実は2つのもたまにあるけど4つとかもっと多くの種が連なった実なので区別できます。

学校の授業ではビオトープの植物を採集します。標本や生け花を野草で作るからです。
ビオトープのお掃除もします。そういうとき、植物採集する子ども達には事前に「ひっつき虫がいっぱいあるから気を付けてね」って一応言うのですが、そう言った効果も空しく、子ども達の服にはめいっぱいのひっつき虫が付いてしまっていました。

その後、ひっつき虫がいっぱい服についてしまった子ども達の行動は・・・
ついたひっつき虫をひとつひとつ熱心に一心不乱に服やズボンから指で取るんですねぇ。
先生が「おーい!ひっつき虫取るのあとにしろ!今はまだ授業やってるだろ」って言っても、まだ見つからないようにひとつひとつひっつき虫を取るのをやめないんです。スゴイ集中力と根気があるんですね!

授業が終わってから「おっちゃん、こんなにとれたで!」と嬉しそうに両手いっぱいに溜まったひっつき虫を見せてくれました。

こんなふうに熱心に授業中にもかかわらず服に着いたひっつき虫剥がしをするから、今までいっぺんも保護者の方々から苦情は来ていません。もしあそこで服やズボンにめいっぱいついたひっつき虫だらけの体で「ただいまぁ」なんてご家庭に帰ったとしたら、きっとその我が子の姿を見たお母さんは・・・

今年はアレチヌスビトハギの花が咲いている7月頃にビオトープの草刈をして、ひっつき虫が実らないようにしようと思っている今日この頃です。そうしないと保護者から「なんであんなにひっつき虫をつけたまま学校から帰らせるんですかあ!!」と学校に苦情が来るのはそう遠いはなしではないと思います。

京都市桂坂 植物図鑑

京都市西京区桂坂で見つけた植物を紹介します。

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