コセンダングサは、頑張り屋さんです。
ある夏の日の昼下がり、裏庭の草刈をしました。
庭にはこのコセンダングサが生えていました。この種は人間の衣服や動物にくっついて運ばれて、落ちて、そこで芽吹くしくみなので、きっとウチの犬が庭でコセンダングサの種を、ぶるぶるぶるってやって落としたものが芽を出したのでしょう。
しばらく放っておいたらコセンダングサはみるみる成長して大きくなり、邪魔になりました。それで「刈ってしまえ!」と根本から切ってそのまま地面に捨てておいたら・・・なかなか枯れません。
なんで枯れないんだろう?
よーく見たら茎から葉が出ている節の部分から、小さな根っこを出して、そいつを地面に突き刺しているではありませんか!他の草なら刈って地面に置いていたらたいてい枯れてしまうのに、コセンダングサはなんとか生き延びようとして、茎から根を出し、地面に刺してそこから水と栄養を得ようと頑張っていたのです。
それを見てからコセンダングサを刈るのは、なんだか気が引けるようになりました。
今年の夏は猛暑と日照り続きで、学校の畑に植えた綿花やタデアイに毎日水をやらなければなりませんでした。ふと見ると畑の脇でコセンダングサがぐったりしているのに気がつきました。あんなに頑張り屋さんのコセンダングサも、日照り続きで水が無くなるともうお手上げです。私はそのコセンダングサにも毎日水をあげていました。
でもある日、水をあげていたコセンダングサは刈られてしまいました。
結局、雑草だとしか思われなかったから、コセンダングサは刈られてしまったのでしょうね。
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