イモカタバミ

イモカタバミとよく似た花にムラサキカタバミがあります。両者とも葉っぱはいわゆるクローバーで見分けがつきませんが、花の色が違います。イモカタバミの方が濃い色合いで派手な感じがするかと思います。

見た目に綺麗な花なので、園芸種としてご家庭の花壇に植えられたオキザリスという名の植物(これは美しい花をつける主に外来種のカタバミの仲間の総称だそう)の中のこの種が原っぱに逃げ出して?雑草化したものだという説が有力みたいです。ちなみにムラサキカタバミもそのようで、他にベニカタバミというイモカタバミそっくりさんもニッポンの原っぱに進出しているようです。

花を見ただけではなかなかどのカタバミなのか分かり難いですが、根っこを見たらイモカタバミはコブコブの小さなお芋が縦に並んだようにつながって出てくるので、根を掘ってみたらよく分かるでしょう。ムラサキカタバミは根っこの付け根が球根みたいに膨らんでいて、その下に短くて白いニンジンみたいな根っこがついていますから一目瞭然で見分けがつきます。

イモカタバミの芋は、食べられるのでしょうか?

答えは食べられる!だけど腎臓に石ができ易い人は、ちょっと注意!!

野草に限らず、野菜にもシュウ酸という物質が入っている植物がけっこうあります。このシュウ酸は腎臓結石の原因物質になるという話しがあるのです。だけどシュウ酸はホウレンソウやキャベツやお茶、コーヒー、バナナなんかにもけっこう入っているから、結石でき易い人とか、私のように沈黙を保っているけどもう腎臓に立派?な石を持っている人は、シュウ酸を含んだ食物をいっぱい食べ過ぎると、石を大きく大きく育て上げる原動力になってしまうんですね。

そのシュウ酸がイモカタバミの芋に入っています。そのまま食べるとちょっと酸っぱくてエグいらしいという報告があります。シュウ酸は漢字で蓚酸と書きまして蓚酸の「蓚」はタデのことです。タデの仲間もシュウ酸が多いですが、カタバミの仲間にもめっちゃ含有されています。

でもイモカタバミの芋は「食べるもの無くなっちゃって、もう死にそうだぁ!!」という場合は、イモカタバミの根を掘り出して、よく湯がいてアクを抜いてから茹で縦のイモカタバミの芋をホクホクと食べて飢えをしのぐこともできそうです。野草でイモができて食べられて、そんじょそこらの原っぱに生えているもの少ないです。

無人島なんかでサバイバルする予定の人は、イモカタバミの芋は料理すれば食える!っちゅうことを覚えておくといいでしょう。


京都市桂坂 植物図鑑

京都市西京区桂坂で見つけた植物を紹介します。

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