ヨウシュヤマゴボウ

綺麗な花には毒がある、ということわざがありますが、今日ご紹介のヨウシュヤマゴボウは花ではなくて実が綺麗で魅力的で手を出したくなるという筋のものです。

ヨウシュヤマゴボウは毒があるという事実について、世間でどれだけ知られているかまったく想像もつきません。ただ私が子どもの頃は確か親から「あれは毒だからダメ」と教えられたようで、子どもの頃からヨウシュヤマゴボウは毒だと知っていました。

しかし実が熟すと手に取ってみたくなるのですね。子どもは誰でもそうではないかと思います。だから大人は「この植物は実も葉っぱも根っこも全部毒があるから口に入れてはいけないよ!」と、強く強く子どもに教え込むことが大事な行動です。

特にヨウシュヤマゴボウの実はぶどうみたいだから美味しそうに見えるから、ちょっとだけ味見をしたい衝動を抑えられない子もきっといます。でも味見はできません。理学部の学生になり毒物の勉強をしてからであれば、安全な毒物の味見方法もあるようです。高校の化学の先生がその方法を喋っていましたが、到底子どもに教えられるようなものではありません。

しかし、子どもはどうしても紫色の実を摘んで潰してジュースにして、食べないけど、画用紙にそれで絵を描いてみたい衝動に駆られるわけなんです。ここで「毒だからダメよ」とやめさせた方がいいのか「絶対に口にに入れたり、目とか鼻につけてもダメだけ、大人の見ているところで注意しながらならできるよ」と教える方がいいのか、悩むところです。

事実、ネットの検索エンジンで「ヨウシュヤマゴボウ 染め」で画像検索すると魅力的な色に染まる「ヨウシュヤマゴボウ染め」がいくつもヒットするのですね。「安全第一」で染めるための方策を勉強してヨウシュヤマゴボウ染めをトライするのもありなのではないかと個人的には思うわけです。

ヨウシュヤマゴボウで染めたみごとな赤紫色のセーターを着て学校に行ったらさぞかし子どもは嬉しいでしょうね。

毒を承知でも注意しながら手を出してみるか、危ないものには絶対手を出さないでおくか、まったく悩ましいヨウシュヤマゴボウですね!


京都市桂坂 植物図鑑

京都市西京区桂坂で見つけた植物を紹介します。

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