私が小学生のころ、当時まだ若くてお姉さんみたいだった叔母が「ねえ、ガマ欲しい? あげようか」って言うから、
てっきりガマガエルのことかとおもって、
「うん!欲しい!ちょうだい!」って言ったら、叔母はガマの穂を私にくれました。
ちょうどそのとき叔母は花を生けているところで、たまたま古い生け花にあったガマの穂を見て捨てるには惜しいなぁ、と思ったらしく、庭で遊んでいた私に「あげようか」と言ってきたのです。
「なんだこれ? ガマガエルじゃないじゃん・・・」
私はよく分からんもの手渡されて、なんじゃこりゃ?な気分になりましたが、叔母が「そのガマの穂を握ってごらん」というので、言われるがままに茶色いフランクフルトソーセージみたいな物体を握ったら・・・
なんということでしょう!
ふとんの綿みたいな、ふわふわしたものが花火みたいに、ぶわぶわぶわぶわ、次から次へと弾けて出てくるじゃありませんか!
すっかり面白くなって、叔母からもらったガマの穂三本を全部使ってしまいました。こんな楽しい遊び知らなかった、と、そういう思い出が残っていたので、
先日妻が生けた花にヒメガマがあったので、生け花の用済み後に穂だけ切り取って、注意深く袋に入れて、子ども達に見せようと持って行ったら・・・
なんと、そのヒメガマの穂は、握っても擦っても一向に弾けないんです。つまり不発のガマの穂。湿った花火みたいに火を着けても燃えないみたいな。子どもの前で意気消沈の出来事でした。
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