シロツメクサやアカツメクサと同じジャジクソウ属なのでコメツブツメクサも「ツメクサ」と呼ばれていますが、コメツブツメクサは詰め物として使われたわけではないそうです。
桂坂では日当たりの良い緑道や、公園、それにデイリーカナートの緑地帯、学校にたくさん生えています。デイリーカナートの緑地にはコメツブツメクサの花より少し大きなクスダマツメクサも生えていますから、行って見つけて比べてみたい植物です。
コメツブツメクサは誰が植えるということもなく雑草として生えているようですが、もしかしたら意図的に育てたのかもしれません。コメツブツメクサにはシロツメクサなどには無い、他の植物の成長を抑制する物質を出す(これをアレロパシーといいます)特徴があります。このコメツブツメクサの性質を利用して、背が高くて邪魔になる草を生やさないように、天然の除草剤としてコメツブツメクサがわざと育てられている、のかも??他の草より早くコメツブクメクサを地面一面に繁茂させて(これをカバープランツといいます)緑のカーペットに黄色い小さな花という上品な組み合わせの野原にしているのかもしれません。
それならウチの庭にも是非コメツブツメクサを!とお考えの方、まずは公園で種を集めてみてはいかがですか。細かすぎる種だから集めるのに一苦労しますが。
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