昔々オランダから船で運ばれたガラス器などが壊れないように箱の中の品物を守るために詰めた草にこのシロツメクサも使われ、そうい詰め物をする「詰め草」をツメクサと呼ばれたのが始まりだそうで、そのうち花の色の白いものがシロツメクサと呼ばれたとか。
当然ながら今でも詰め物の発泡スチロールは商品が家に届いて箱を開けて取り出したら、その後は捨てられてしまいますが、シロツメクサもそのように捨てられたのでしょう。しかしそんな運命がシロツメクサの世界進出を助けたのです。これはシロツメクサにとって子孫繁栄のチャンスでした。まさか人間が、詰め物とは言え自分達の種をわざわざ船に載せて世界中にばら撒いてくれるとは思ってもみないことだったでしょう。
シロツメクサはそのチャンスをモノにしたのです。
人間もそういう思わぬチャンスはあるかもしれないので、詰め物にされた・・・などとクサる前に、そいつをチャンスに変える発想につながるよう、シロツメクサを見習いたいですね。
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