ホトケノザ

春になると庭や畑にいつのまにか生え出し、抜いても抜いても、また新しいのが生えてくるところがいかにも雑草らしいホトケノザ。特に大事に育てて肥料も水も与えている花壇の花々の横に「おじゃまします」みたいに生えているから目の敵にされてすぐに抜かれてしまうのがかわいそうにも見えてくる。

小さな赤紫色の花を丸い葉の上に並べて咲かせるところが個性的で、名前の由来である葉っぱの形が仏様のお座りになる蓮華座ににています。さらによく見ると花の形も仏様を彷彿と・・・見えなくもありません。

この小さな花の蜜を吸って楽しむ遊びは、今の子ども達にもけっこう知られているようです。先日に行った桂坂小学校4年生の野外授業では、たまたま花壇に咲くホトケノザを見た女の子が、あの蜜吸ったことがある、と教えてくれました。

京都市桂坂 植物図鑑

京都市西京区桂坂で見つけた植物を紹介します。

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